■ 研 究 分 担 |
研究分野 | 内 容 | 担当者 | |
文学芸術 | 日本文学やそれに関わる芸術・芸能に関する資料が、 正史 をはじめとして、概ね漢文で書かれていることに 鑑み、それらを集積して注釈を加えるなどの基礎作業を 中心に研究教育の基盤を整備する。その際、日本の 文学芸術資料の成立を支えた中国古典文献の有り様 の分析研究が、資料の読解整理にあたって不可欠の ものとなろう。また、日本近代文学における漢文の役割も、 最近やっと認識を新たにするところまできたが、その研究 内容を豊かにすることが期待されている。 |
磯 水絵 牧角 悦子 五月女 肇志 |
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歴史思想 | 我が国のみならず、漢字文化圏すべての歴史の局面 や思想形成において、漢字漢文の果たした役割を検証 することが任務となる。特に近年盛んな近代の社会や 文化形成における漢文の役割の検証については、 多方面のジャンルから総合的に展開したい。それでこそ、 たとえばこれまでの文学作品詞華集を教科書として 使う状況を乗り越える教育が可能となる。 |
佐藤 一樹 田中 正樹 小山 聡子 中川 桂 |
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書 誌 学 | 21世紀COEにおいて蓄積した日本漢文資料を対象に、 解題書を作成して、これまで未整理に放置されてきた 研究教育の環境を整えると同時に、未発掘資料の 目録化をはかる。 |
高山 節也 小方 伴子 |
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科 学 史 | とりわけ医書を中心とした書籍の整理と研究を推進し、 古医書の読解に役立つ教学体系をうちたてることが 必要とされる状況に対応する。 |
町 泉寿郎 | |
情報処理 | 日本漢文資料の基礎資料の提供と研究成果の発信 における情報処理を担当する。 |
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海外講座 | 国外向け講座として、国外集中講座・ネット授業を担当する。 | 山辺 進 |
二松学舎大学日本漢文教育研究推進室 |