日 本 漢 文 学 研 究     

     

【 創刊号  第2号  第3号  第4号  第5号  第6号  第7号  第8号   第9号 】

 

 

                           【創刊号】   (平成18年3月)

区  題  目 執筆者 所属等
論 文 興福寺蔵『因明義断』裏書にみえる古辞書類の引用について 河野 貴美子 早稲田大学文学学術院 専任講師
 (COE研究協力者)             
『刺青』と漢文学 杉下 元明 東海大学文学部 非常勤講師
日本における『禅源諸詮集都序』の受容と出版 會谷 佳光 二松学舎大学・COE研究員
「天津水影」考−『日本書紀』−漢字表記の訓詁をめぐって 王  小林 香港城市大学
中文・翻訳及び言語学科 助教授
「四端」と「孝梯」−仁斎試論  田尻 祐一郎 東海大学文学部 教授
群馬の漢文碑読解上の緒問題 濱口 富士夫 群馬県立女子大学文学部 教授
天王から天皇 角林 文雄 前マッセー大学東アジア学科 講師
 Ito Jinsai on Confucius’Analects:A Type of 
Confucian Hermeneutics  in East Asia
黄 俊傑 台湾大学歴史学系 教授
 (海外拠点リーダー) 
Jojin Ajari and Shichidaiki  ロバート・
ボーゲン
カリフォルニア大学ディビス校
 教授 (海外拠点リーダー)         
研究ノート 国立歴史民族博物館本『千載佳句』について 後藤 昭雄 大阪大学文学研究科 教授 
資料紹介 在外日本漢文資料探訪―上海・杭州  町 泉寿郎 二松学舎大学東アジア学術総合研究所
 専任講師 (事業推進担当者)        
伊藤忠岱書写日本漢文関連資料目録 清水 信子 二松学舎大学 COE研究員
重要文化財「東帰集」(伝仏乗禅師自筆)〜翻刻と解説〜 根木 優 二松学舎大学 COE研究員
書 評 李慶著『日本漢学史』(三巻) 小川 晴久 二松学舎大学大学院 教授
 (事業推進担当者)
学界動向 中国における日本漢文学研究                         王 宝平 浙江工商大学日本文化研究所 教授
  (海外拠点リーダー)             
巻頭言 創刊号に寄せて 今西 幹一  
巻頭言 『日本漢文学研究』のめざすもの 佐藤 保 COE顧問

                                                                                             ▲topへ

                             【第2号】   (平成19年3月)

区 分 題  目 執筆者 所属等
論 文 江戸時代の和刻本仏典の出版と黄檗版大蔵経
 ─成田山仏教図書館蔵『阿毘達磨倶舎論』を手がかりに─
  
會谷 佳光 二松学舎大学東アジア学術総合研究所
研究員
室町時代後期 清原家伝来 古鈔本『論語集解』について
 ―清原枝賢本の伝鈔―
高橋  智 慶応義塾大学斯道文庫 助教授
『詩経』藤原惺窩における朱子叶韻説の導入について    佐藤  進 二松学舎大学大学院 教授
(事業推進担当者)                      
中大兄皇子と周公旦
 ―斉明朝の「粛慎」入朝が意図すること―
尾崎 勤 京都大学大学院 博士課程満期退学
上代一次資料にみられる「无」「無」字について 金子 正孝 二松学舎大学 COE研究員
藤原通憲(信西)と琵琶 
 
―藤原通憲の音楽研究に向けて―
神田 邦彦 二松学舎大学大学院 博士課程       
『仏乗禅師東帰集』の基礎的研究
 
―伝自筆本と版本の比較を手がかりに―
根木  優 二松学舎大学 COE研究員
虎関師錬の賦をめぐって 小嶋 明紀子 二松学舎大学 COE研究員
浄土宗における漢籍受容 
 
─了誉聖冏著作を中心に─
鈴木 英之 二松学舎大学 COE研究員
大田錦城『中庸』関係資料について   清水 信子 二松学舎大学東アジア学術総合研究所
 非常勤助手
東アジアの視野から見た朱舜水研究  徐 興慶 台湾大学日本語文学系 教授
The Idea of "Zhongguo" and Its Transformation in
Early Modern Japan and Contemporary Taiwan
黄 俊傑 台湾大学歴史学系 教授 
 (海外拠点リーダー)           
研究ノート 松本白華と玉川吟社の人々 町 泉寿郎      二松学舎大学東アジア学術総合研究所
 専任講師 (事業推進担当者)       
川辺 雄大 二松学舎大学 COE研究助手
『圓仁三蔵供奉入唐請益往返傳記』諸本雑考及び注釈 王  勇 浙江工商大学日本文化研究所 所長
資料紹介 仙台藩亘理伊達家の蔵書と郷学日就館 山辺  進 二松学舎大学 非常勤講師
 (事業推進担当者)              
山岡鉄舟の功績を称えた「正宗鍛刀記」の考証 アンシン・アナトーリー ニューサウス ウエルズ大学 博士課程

                                                                                             ▲topへ

                           【第3号】   (平成20年3月)

区 分 題  目 執筆者 所属等
論 文 日本における『大明釈教彙目義門』の流伝と出版 會谷 佳光 二松学舎大学 非常勤講師
心越禅師と徳川光圀の思想変遷試論
    ―朱舜水思想との比較において―
徐 興慶 台湾大学日本語文学系 教授
范曄『後漢書』の伝来と『日本書紀』 池田 昌広 佛教大学大学院 博士後期課程
文武天皇の漢詩 
 ―その歴史的背景と文学史的意義をめぐって―
土佐 秀里 二松学舎大学 文学部国文学科 講師
徳川前期における明大古文辞派の受容と荻生徂徠
の「古文辞学」
 ―李・王関係著作の将来と荻生徂徠の詩文論の展開―
藍  弘岳 二松学舎大学・COE研究員
『拙古堂日纂』の研究 
 ―近世中期上方における明清書学書の受容―
稲田 篤信 首都大学東京 人文科学研究科 教授
宣長手沢本『春秋経伝集解』
 ―堀景山改訓の意義について―
高橋 俊和 盛岡大学文学部 教授
和刻漢籍鼇頭本について 
 ―その特質と沿革―
高山 節也 二松学舎大学 COEプログラム
 拠点リーダー
漢字字形情報管理システムの構築と提案 
  ―日本漢文学研究への応用―
上地 宏一 二松学舎大学・COE研究員
『日本霊異記』の漢文をめぐって
    ―原典を目指しての研究提起― 
李 銘敬 山東大学 外國語學院 (教授・副委員長)
Prefaces as Sino-Japanese Interfaces:
The Past,Present,and Future of the Mana Preface to the Kokinwakashu
ヴィーブケ・
デーネーケ
コロンビア大学バーナード校
アジア中東文学部 助教授
研究ノート 日本漢学文献の分類について 町 泉寿郎 二松学舎大学東アジア学術総合研究所
 専任講師 (事業推進担当者)        
清水 信子 二松学舎大学 COE研究員
資料紹介 常福寺所蔵・三宅真軒撰『文字禅筆必備書目』について 川邉 雄大 二松学舎大学 COE研究員
並木栗水『義利合一論辨解』解題並び翻刻 岡野 康幸 二松学舎大学 COE研究助手

                                                                                         ▲topへ

 

                           【第4号】  (平成21年3月)

区  題  目 執筆者 所属等
論 文 擬古論 
 ─徂徠・春台・南郭における摸擬と変化─ 
揖斐 高 成蹊大学文学部 教授
宮沢竹堂「権七救荒行」小考                           堀口 育男 茨城大学文学部 教授
『文選』の正文と注文における訓点の異同について
 ─「西京賦」を例にして─ 
佐藤 進 二松学舎大学大学院 教授
(事業推進担当者)
江戸時代における『仏祖統紀』の出版 會谷 佳光 東洋文庫図書部 研究員
異域知識人の出会い 
 ─朱舜水と安東省菴の思想異同試論─
 
徐 興慶 台湾大学日本語文学系 教授
Heian Love: Domestic and Imported                 ロバート・ボーゲン カリフォルニア大学ディビス校
 教授 (海外拠点リーダー)         
資料紹介 養?徹定と金嘉穂の明治四年、長崎における筆談記録  町 泉寿郎 二松学舎大学東アジア学術総合研究所
 専任講師 (事業推進担当者)        
常福寺所蔵・「圓山大迂/圓山惇一書翰(北方心泉宛)」について 川邉 雄大 二松学舎大学 COE研究員
和刻本『三字経』目録解題 小野澤 路子 二松学舎大学文学研究科
博士課程前期修了者
書 評 徐興慶著『朱舜水与東亜文化伝播的世界』 佐藤 保 COE顧問
巻頭言 日本の漢詩 
 ―COE特別講座「江戸の漢詩」を担当して
石川 忠久 COE顧問

                                                                                         ▲topへ

 

                           【第5号】  (平成22年3月)

区 分 題  目 執筆者 所属等
論 文 『後二条師通記』の伝本と受容 中丸 貴史 二松学舎大学・COE研究員
春日大社蔵『舞楽手記』検証 
 ─『舞楽手記』諸本考─
神田 邦彦 二松学舎大学・非常勤助手
江戸時代の漢籍目録
 ―地方外様大名支配下における漢籍の受容について―
高山 節也 二松学舎大学大学院 教授
(日本漢文・事業推進担当者)         
紀行文における風景とエロス
 ―森鴎外の『独逸日記』と王?の『扶桑遊記』を視野にして―」 
李 勇華 名古屋大学大学院博士後期課程満期退学
文部省の教科書調査と漢文教科書
 ―『調査済教科書表』を中心に─
木村  淳 二松学舎大学・非常勤講師
明代の雲南に残した日本人の漢詩
 ―その一『滄海遺珠』書誌学研究―
王  宝平 浙江工商大学日本語言文化学院 教授
藤原惺窩の経解とその継承
 ─『詩経』「言」「薄言」の訓読をめぐって─
佐藤  進 二松学舎大学大学院 教授
(日本漢文・プログラムリーダー)            
日本語表記の誕生と漢文訓読の役割 アルド・トリーニ カ フォスカリ大学
 准教授 (海外拠点リーダー)       
研究ノート 『令義解』「上令義解表」の注釈所引『論語義疏』の性格につい 高田 宗平 総合研究大学院 大学院生
資料紹介 春日大社蔵『舞楽手記』翻刻 ─付解題 岸川 佳恵
神田 邦彦
二松学舎大学 COE研究員
二松学舎大学・非常勤助手

                                                                                         ▲topへ

 

                             【第6号】  (平成23年3月)

区 分

題  目 執筆者 所属等
論 文 六臣注文選所引毛詩の訓読について 佐藤  進 二松学舎大学大学院 教授
(日本漢文・プログラムリーダー)              
『弘決外典鈔』に関する諸問題 
 ─『論語義疏』の引用を中心に─
高田 宗平 国立歴史民俗博物館
『滄溟先生尺牘』の時代―古文辞派と漢文書簡 高山 大樹 東京大学大学院
人文社会系研究科博士課程
漢文教材の変遷と教科書調査
 ─明治三十年代前半を中心として─
木村 淳 二松学舎大学・非常勤講師
ベトナムの大学における古典(漢喃文献)教育について
 ─前近代から現代に至るベトナムにおける漢文教育の概括―
グエン・ティ・オワイン ハンナム研究所
(海外拠点コーディネーター)
日·朝 知識人の日光に対する見方とその相違
 ─朝鮮通信使と林羅山の日光詩を中心してー
朴  瑛美 檀国大学校東洋学研究所
責任研究員
明代雲南に残した日本人の漢詩
 ─その二『滄海遺珠』所収日本人の漢詩の研究─
王 宝平 浙江工商大学日本語言文化学院 教授

                                                                                               ▲topへ

                          【第7号】  (平成24年3月)

区 分

題  目 執筆者 所属等
  論 文 日本における薛濤詩の受容 横田 むつみ 二松学舎大学大学院文学研究科 院生
山根立庵と丁祖蔭との贈答詩について
  ─詩作に見られる対外認識を中心に─
福田 忠之 浙江工商大学日本語言文化学院
 特聘副教授
近世日本の医学にみる「学び」の展開 町 泉寿郎 二松学舎大学文学部 准教授
明治前期の出版広告にみられる中日交流 王 宝平 浙江工商大学日本語言文化学院 教授
 (海外拠点コーディネーター)
 研究ノート 清原宣賢『大学聴塵』字音注 佐藤  進 二松学舎大学文学部 教授
 (日本漢文・プログラムリーダー)
中井蕉園の「徐長卿伝」について 三瓶 はるみ お茶の水女子大学大学院
人間文化創生科学研究科 院生

                                                                                               ▲topへ

                           【第8号】  (平成25年3月)      

区 分

題  目 執筆者 所属等
論 文  和刻本『世説新語補』の書入三種  稲田 篤信  二松学舎大学大学院 特別招聘教授
  (日本漢文教育研究推進室 担当者)
 幕末維新期の知識人にうたわれたローマ帝  杉下 元明  海陽中等教育学校 教諭
 『東瀛詩選』編纂に関する一考察  
  ―明治漢詩壇と日中関係との関わりを中心に―
 川邉 雄大  二松学舎大学・非常勤講師
 近代における日・朝漢学者の交流と影響  朴 暎美  二松学舎大学 訪問研究員
 日本漢詩の特質
 −中国詩歌の受容と日本的抒情性について−
 牧角 悦子  二松学舎大学大学院 教授
  (日本漢文教育研究推進室 担当者)
 知られざる明治時代の漢詩人北条鴎所について
  ―その一略歴―
 王 宝平  浙江工商大学日本語言文化学院 教授
  (海外拠点コーディネーター)
 四書の訓読における字音の諸問題
  −口語的字音から規範的字音へ−
 佐藤 進  二松学舎大学大学院 教授
  (日本漢文教育研究推進室 室長)

                                                                                               ▲topへ

                           【第9号】  (平成26年3月)      

区 分

題  目 執筆者 所属等
論 文  陳後主「臨行詩」の日本伝来とその受容
 ―大津皇子「臨終一絶」の遡源をめぐって─
 葛 継勇  中国 鄭州大学外国語学院 副教授
 祇園南海の壮年時代  杉下 元明  海陽中等教育学校 教諭
 徂徠学派文士と朝鮮通信使
  ―「古文辞学」の展開をめぐって―
 藍 弘岳  台湾 国立交通大学社会與文化研究所 副教授
 肥前鍋島藩における漢籍の受容
 ―本藩『芸暉閣經籍志』について─
 山 節也  二松学舎大学文学部 教授
  (日本漢文教育研究推進室 担当者)
 吉田篁墩《論語集解攷異》における校勘
 水上 雅晴  琉球大学教育学部 准教授
 中井履軒『世説新語補』雕題本考  稲田 篤信  二松学舎大学文学部 特別招聘教授
  (日本漢文教育研究推進室 担当者)
 『左氏会箋』隠公における『左伝纘考』の受容
 ―稿本より成本に至る過程―
 竹内 航治  名古屋大学大学院 博士後期課程
  資料紹介  芳野金陵宛安井息軒書翰(芳野家所蔵)の解題と翻印  町 泉寿郎  二松学舎大学文学部 准教授
  (日本漢文教育研究推進室 室長)

                                                                                               ▲topへ

 

 

 

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